投資信託のランキング
退職金や年金を投資信託で運用するという方も増えています。そんな方にとって投資信託のランキングには、雑誌や新聞で1カ月や1年と言った短期的な投資信託のランキングが掲載されるのですが、短期的な騰落率にこだわることは投資信託のランキングでは禁物なのですよ。
良かったものが悪くなり、悪かったものが良くなるのは、この世の常であるのに加えて、特に投資信託のランキングは大きく変化します。5年前に投資信託のランキングで上位半数に連続ランクされたファンドのうち、五年後の今も上位半数を維持している優秀なファンドは11本中1本しかないと言った統計もあるため、あまり目先の投資信託のランキングに拘るのは危険なのです。
投資信託のランキング基準
カテゴリ分類からどの程度の投資信託のランキングがあるのか見てみますと、
- 短期運用の運用成績ランキング
- 長期運用の運用成績ランキング
- 最も広く保有されているファンドはどれかというランキング
など色々でしょう。
投資信託のネットランキング
ネット上では色んなサイトで投資信託のランキングを発表しているものが数多くあるはずです。代表的なサイトとして価格.COMでは、販売会社の人気投資信託ランキング・週間アクセスランキングなどがあって、テーマ別ラインUP・分類別ラインアップなどで投資信託をわけて紹介しているのです。
また、モーニングスターといったサイトでは色々なファンドの格付け情報や最新の投信業界の動向などがランキング掲載されています。
投資信託ランキングの注意点
どういったものでも投資信託のランキングの見方としての注意点は、ランキングはある一定期間の騰落率をベースにしている為このランキング評価がファンドの良し悪しと直接つながってはいないということに留意しなければならないということでしょう。いずれにしても、注意しすぎというくらいでちょうどいいのかもしれないですね。