投資信託の種類
投信、または、ファンドとも呼ばれる投資信託ですが、まずはその種類を把握することが第一歩となるでしょう。
運用対象による分類
投資信託は、運用対象によって大きくわけて2種類あります。株式投資信託と公社債投資信託がそれです。株式投資信託と言った種類は一般に、株式を組み入れて運用する事ができる投資信託をいうのです。
株式投資信託
株式を中心に、債券やCD・CP、コールと言った短期金融商品も運用対象とされているのですが約款上は株式を組みいれることの出来る投資信託でも株式を組み入れないで運用する種類もありますね。
株式投資信託では、値動きが大きくもっとも危険性の大きい商品と言えます。日本株に投資をするものと外国株に投資するものとがあることでしょう。大幅な値上がり益を得ることもできるのですが、大きく利益が出ない恐れもあると言うのが株式投資信託の特徴でしょう。
公社債投資信託
公社債投資信託と言った種類は、株式を一切組み入れず、国債や社債と言った公社債を中心に、短期金融商品も運用対象とする投資信託の種類です。
MMFや中期国債ファンドなどのようにお金の必要である時に当日に換金ができる種類のもの、または一年複利効果を有するもので期間が自由な物など、好収益に加えて使い勝手に優れた便利な種類がいろいろ揃っているみたいです。
緊急な事態の為に備えたお金や、近い将来利用してみる予定のあるお金などといった運用に最適な投資信託だといえます。
公社債投資信託はその性質上、値上がり益を狙うというより利息収入を重視する商品なので値動きが小さいぶんリスクも小さくなるのです
買い付け方式による分類
買付けで分類すると、一定期間しか募集しない単位型と、いつでも買う事が出来る追加型の種類があります。
評価指数としては、シャープ・レシオが使われていることが多いですが、投資信託の商品を選択する際には、投資信託評価会社の評価なども参考にするといいでしょう。