投資信託 基礎知識

投資信託の仕組み

投資信託の仕組み

 投資信託の仕組みは、投資家から集められた資金をもとに

 

  1. 販売会社:投資信託を投資家に販売する窓口
  2. 運用会社:集められた資金を目論見書に従って運用の計画を立てる
  3. 管理会社:運用会社の指示に従い実際に資金を運用管理する

 

の3者が役割を分担し、効率よく運用されている仕組みを投資信託と呼びます。

 

 投資家と言えばウォーレン・バフェット、竹田和平、澤上篤人、ジョージ・ソロス、ジム・ロジャースなどが有名ですが、それ以外のヘッジファンド、法人投資家、そして、私たちのような個人投資家に至るまで、さまざまな投資家から資金を広く集めるのが投資信託の特徴なのです。

 

投資信託の販売

 

 投資信託の募集・購入や換金、および分配金・償還金の支払いなどは、証券会社で行う仕組みとなり、証券会社では投資信託に関する様々な質問や相談も受付けているようです。

 

 近年では、ネットトレーダーなども増えていますが、証券会社はそのような個人投資家と投資信託をつなぐ窓口になります。

 

 また、運用会社が直接投資家に投資信託を販売されるケースもあります。また、銀行、信用金庫、信用組合、保険会社などでも投資信託を購入できる仕組みに規制緩和され、法改正にともなって販売窓口は拡大の一途をたどっています。

 

投資信託の運用

 

 運用会社である投資信託会社などで、その資金をもとにファンドを組成し、管理会社へ運用の指図を行う仕組みです。

 

投資信託の管理

 

管理会社である信託銀行などで投資信託は、運用会社の指図をもとに受託した資金を株式や債券などに投資し、資金の管理を行うのです。

販売・運用・管理の仕組みから利益を出す投資信託

 以上のように運用によっては得られた収益は、販売会社などをつうじて分配金や基準価額へ上乗せされた形で、最終的に投資家へ還元される仕組みなんですね。投資信託の商品を選択する際には、投資信託評価会社の評価なども参考にするといいかもしれません。

 

 長引く超低金利と将来受取る年金や退職金にたいする不安がある時代でもお金を「貯める」に限ったことではなく、「殖やす」ことも大切なことと思います。

 

 一般的に、国民年金よりも、厚生年金や共済年金の方が給付額が大きいようですが、そのような年金の種別による差はささいなものと思えるぐらい、いままで「殖やす」ことに関心がなかった方も確定利付きの預貯金に加え、将来に向けて中長期的な運用に適している投資信託の仕組みを利用し、バランスの取れた資産作りを考慮してみるのもよいのではだといえると思います。

 

 投資信託の正式名称は証券投資信託といいます。野村證券や大和証券、みずほ証券が大手証券といえるでしょう。証券会社としては岡三証券や東海東京証券などがネットに強い証券だといわれているようです。

 

 資産は多いに越したことはありませんが、本人の死後、相続争いに発展することも少なくないようですしね。株式の売買は昔からある投資法の一つで、バブルの頃にはブームにもなりましたが、今のように不景気な世の中では、損をして資産を目減りさせてしまうリスクも少なくありません。


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